演歌の世界では情念というか怨念と言うか、結構ドロドロとした世界感が
表現されることが多いのが不倫の恋ということになっています。

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あなたを殺して私も死にたいとか、この世で一緒になれないならばせめて
天国で一緒になりたいとか、そんな極端な結論に至ることが多いのも特徴
でしたが、さすがに今の時代、そういう重苦しいのは流行らないというか
演歌がほぼ壊滅状態なので、そういう歌を聴くことはなくなりました。


でも、双方がフリーにならない限りは結婚という結果になりえない不倫の
関係というのは、逆の意味では生活とか人生を相手に託していないだけで
もっとも無邪気に振舞うことの出来る恋愛だという見方もあると思います
ので、そういう意味でも陰に籠った恋愛ではなくなっている気がします。

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どちらかというと、結婚している相手に対しての殺意や敵意を抱くことは
あるかも知れませんが、不倫関係の相手はいつも大切な存在だということ
の方が多いように感じます。

トコトン追い詰めてしまったら、それはまた別な問題になると思いますが
逆にそんなに徹底的に切羽詰ったような状態になってしまったら、それは
もう不倫という状態ではなく、運命共同体みたいな感覚になっているので
双方がそれぞれの元々の関係を清算する方向に踏み出せば良いわけなので
極端な方向に走って、心中というような結論を出す必要はない、というか
最近は心中なんて話は聞きませんね。

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というような極論の話はともかくとして、話を元に戻します。

ほとんどの場合、恋愛関係にある二人でも喧嘩の原因は生活面か金銭面の
揉め事なのが一般的なパターンだと思うので、不倫関係の場合には現実的
な生々しい揉め事というのは基本的には存在しないはずです。

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そんな風に考えると、実は不倫というのはとても無邪気な恋愛だと言える
のではないかというように思います。好きな相手の自分の好きな部分だけ
を見て、嫌な部分があればそこには目を瞑っていても何も問題はないので
ただ、会っている時に楽しく過ごせればそれでいい。

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そんな感じで自分の普段の生活を補完できるような関係であり、悩みとか
不安とかを相談できる相手なら、とても大切な恋人になるのでは?

lovers908

演歌の世界の人生を破綻させるような不倫ではなく、日々の生活に活力と
希望を与えてくれるような、そんな婚外恋愛が出来れば毎日の生活は必ず
明るく充実したものになるのではないでしょうか。
但し、独占欲が強すぎる場合は無邪気な不倫は難しいと思いますけどね。