私が初めて家族以外の女性の脇毛を見たのは小学六年生の時でした。
授業の間の放課に机の上に突っ伏して寝ていた私が、放課終了を知らせる
チャイムの音で目覚めて、顔を上げた時、ちょうど隣の席の女の子が腕を
上げた瞬間で、半袖の袖口から大人しい印象の女の子の割りに、かなりの
同級生の場合、女子の方が成長が早いという通説を裏付けるように私には
そのような兆候など全くありませんでしたから、全くの無意識に、あっ!
と声が出てしまったのですね。
彼女は彼女で隠していたようでしたから、全くの出会い頭の事故と言うか
予期せぬ出来事だったわけですが、それで隣の女子は泣き出してしまって
どういうわけか私が悪いということになってしまったのですが、やっぱり
先生としては私を怒る理由もないので、なんだかあやふやなまま、みんな
忘れようというか、見なかったことにしようで終わったのかな?
多分、小学校の修学旅行では男子はほとんどツルツル、女子は生え始めか
既に生え揃っているような状況だったのではないかというのが、あの時の
クラスの人々の会話から想像ができました。
それはともかくとして、一般的に中学生以上の女子、または女性の場合は
脇毛を伸ばしている人の存在自体が大変珍しいので私も思わずあのような
もしも街中を歩いている大半の女性が、脇毛を風になびかせていたのなら
驚くわけがないですから…。
フランスとかヨーロッパ系の女性は、脇毛の手入れをする人は少ないので
日本人女性を見ると、なぜ日本人女性は発育不良な子どもばかりなんだ?
と聞かれるという話も割とよく聞く話なんですが、どうして日本人は脇毛
をムダ毛だと思い、ヨーロッパでは生えているのがセクシーだと思うのか
とかね、美容関係の話題は、深く考え始めると不思議なことが多いような
気もしますね。(これはあくまでも一般女性の話です、モデルとか女優で
難しい方向に行くと、話がドンドン広がっていってしまうので、タイトル
の部分にまで戻しますと、ムダ毛のお手入れって、なんだかんだと時間の
かかるものだというのは理解できますし、やっぱりスベスベとした腋の下
の方が清潔という感覚が強いのは周りの女性がほとんどムダ毛のお手入れ
をしているからなんでしょうね。












