日本の法律と言うのは結構、盲点みたいなものがあって、例えば風俗店で
お金を徴収してセックスをさせてしまうと、当然、売春防止法違反の罪で
検挙されるわけですが、これが女性器ではなくて肛門に挿入した場合には
セックスではなく、性的サービスとして風俗営業法の許可範囲内に収まる
ということになるのだそうですし、画像を公開しても猥褻物という定義は
されていないので問題ないらしいです。

lovers411

ファッションヘルスなどの定番である素股プレイ(女性器への挿入はなく
太股の間にローションを塗った擬似セックス)とか、パイズリ(バストの
谷間に男性器を挟んだ擬似セックス)等と同じく通常の性交とは違うので
売春をしたわけではないと認定されるわけなんですね。
想像の範囲でも、通常のセックスよりもかなり痛そうな感じなのに、実際
に相手をする女性も凄いと思いますし、法の抜け道を考え付く業界の人の
法解釈に関する勤勉ぶりも凄いと思います。

lovers412

ここまでの話は営業用の話しなわけで、ご本人も自ら進んで肛門への挿入
を受け入れているわけではないのですが、コンドーム販売会社のセックス
経験の調査の中で、アナルセックスの経験者の割合が公表されていたので
数字を書きますと、世界全体の平均値としては、35%のカップルがアナル
セックスの経験があって、バイブレーターのような器具が必要ではない分
だけアダルトグッズを使ったセックス経験者よりも割合が多そうです。

lovers263

但し、日本に限ってみると11%と世界平均の三分の一以下に激減します。
欧米が大体50%前後なのに比べるとアジア諸国は10%台が多く、性の冒険
にはあまり興味が無いという感覚が見受けられます。

確かに、アメリカやオランダ製造のAVと言うとアナルセックスは当然で
中には犬とか馬とかとの獣姦ビデオなんてのもありますから、性の冒険者
というよりは、性的倒錯者が多いのではないかと思います。
私もこのような方々の感覚にはついていけないので、海外のAVなんかは
見たいとは思いません。

少々、話があらぬ方向へと逸れつつあるので軌道修正をします。
日本の11%を多いと見るか、少ないと見るのかは個人毎の主観が入るので
断定的な答えは出ないと思いますが、10人のうちの一人が経験していると
考えると多いような気もしますね。

lovers290

肛門が切れて切れ痔になったり、何度も繰り返して擦れた部分がうっ血し
いぼ痔になったり、逆に括約筋が緩んで脱肛になったりと特に女性側への
負担が大きいので恒常的には避けた方が良いとは思いますが、本人の趣味
志向の問題ですからね、最後には本人が決めることでしょうね。

出血を伴う事が多いため、本来のセックスよりも血液感染のリスクが高い
という部分もあってエイズやB型肝炎などの感染症対策のためにも、絶対
妊娠しない部分を使っているとは言ってもコンドームの使用は必須ですし
肛門から溢れた精液が股間を伝ったとしたら、膣口から精液が入り込んで
妊娠しないとも限りません。

lovers284

また、肛門と膣内へ交互に挿入するというような事をする例もあるような
話も聞きますが、それは雑菌を膣内に媒介しているようなものです。

子宮内膜症や膀胱炎、STDの危険度100%の行為ですから、相手の女性を
愛しているのなら、そんなことはしないと思います。
逆にそういうことを望む男性がいたとしたら相手の女性はセックスの道具
としか思われていないということになると思います。

セックスにおけるノーマルとアブノーマルの境目は時代と共にボーダーが
低くなってはいますが、相手を想う気持ちが低下してしまったら、それは
性愛の行為ではなくなってしまいます。

lovers413

気持ちを表現するというのは難しいことですが、気配り、気遣いがあれば
変態チックなセックスでも双方に悪感情は残らないと思います。
そういう部分のフォローアップが欧米人は上手いということかな。

そういった部分が、アブノーマルなセックスに対する経験率の高さを支え
性を楽しむという思想に昇華しているのだと思います。

lovers408

例え夫婦であっても性の話題は秘すべきものという考えの根強い日本では
特に男性側の願望が相手の同意無く噴出してしまうがために、性の不一致
暴力的な性行為とか女性をセックスの道具として考える、みたいなことが
起こってきてしまうのでしょうね。

まだまだ、日本人全般としては性的な思考は未熟なのかもしれません。