毎年、世界の各地で幾多のファッションショーが開催されプレタポルテだとか
オートクチュールだとか、新人からベテランまで多くのデザイナーが自信作を
発表しているのですが、デザインから素材までトータルで考えると人類史上で
もっとも快適に革新的な進化をしているのは女性の下着だということです。

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1920年代を基準に、約100年の間に女性の下着がどれだけ進化したかの
歴史を女性誌「グラマー」が動画にして発表したものを見たことがありますが
レースが複雑に編み込まれた下着からT‐Back(Gストリングス)に進み
そこからさらに素肌を覆う部分が減少し、極小サイズ(パンツスタイルが一般
的になり下着のラインが見えることを気にする女性はT‐Backを履く人が
増えました)にまで小さく進化を続けて、一旦は紐に近い形にまで進化した後
体の締め付けが女性の健康に大きな影響を与えることがわかってきて、一度は
締め付ける方向へと進んでいた下着のコンセプトは「ゆるい」方向へとシフト
して、ワコールから女性用のふんどしが発売されるに至りました。
欧米では股上の深いタイプ(グラニーパンティー)の下着が「ゆるい」自然な
リラックス状態に適しているとされましたし、日本ではワコールの商品名では
「ななふん」と呼ばれていた、女性用としてデザインした「ふんどし」だった
ということになります。

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一昔前に当然のように女性が着用していたガードルやボディスーツなどの補正
下着は膀胱炎などの病気の原因になるともされ、無理やり締め付けた状態では
デートの最後にそれを脱いだら結局は元の木阿弥みたいなことになってしまう
ということもあって、単に締め付けの強い下着を着けることは流行らなくなり
セクシーとか可愛いという言葉の似合うタイプの勝負下着を着ける方が良いと
いう話が一般化して、古いコンセプトの下着は消えましたね。

私が子供の頃はおばあさん世代の下着はズロースと呼ばれて、その上には白い
スリップを着ていましたが、今の時代にちょうちんパンツのようなズロースを
履いている人はおばあさんでもいないと思われます。

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ブラジャーの場合も寄せてあげるタイプが全盛だった頃がありましたが、今は
大きな胸を小さく見せるとか、締め付けないで優しく包み込むようにバストの
ケアをするなど、女性に優しく美しく見せるためのそんなコンセプトが主流に
なって、やはり「ゆるい」がキーワードです。

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昔の女性と比べたら、現代の女性は確実に、きれいで可愛く、体に優しく進化
した下着を身に付けられるようになっているのがCMなどでもわかります。