あくまでもラット(ネズミ)での動物実験の結果ですが、睾丸=タマタマ
に超音波を当てることで、生殖細胞をゼロにまで減らすことが可能という
ことが確認できたため超音波を当てるだけという安価な方法で確実な避妊
が出来る可能性があることがわかりました。
ラットは痛いとは言わないのでわかりませんが、ほんの少しぶつけただけ
のことでも女性には絶対に分からない痛みを感じる器官ですから超音波で
細胞が破壊される時の痛みも相当なものかも知れませんよね。
研究者の見方では安価で信頼性が高く、元の状態に戻せるという理想的な
避妊法になるということですが、超音波を発信することで処置は終了かも
知れませんが、その処置に幾らかかるかはわかりません。
日本の場合、保険診療の対象にはならないでしょうから、原価は数十円の
単位でも数千円になるかも知れませんし、生殖細胞が数時間の処置でゼロ
になったとしても既に輸精管に溜まっている精液の中の精子は生きている
はずですから、その精子が完全に放出されるまでは確実な避妊を保障する
ことは出来ないので、精液の中に精子が存在しないことを確認するまでは
100%の避妊は無理です。
ということは、精液中の精子を確認する作業を行なった上で信頼性が担保
されることになるわけで、やはり一定の検査料などは必要ですね。
そしてもっとも心配なのが生殖細胞をゼロにした後から、再び生殖能力を
取り戻すことが本当にできるのか?という問題があります。
避妊を求めたのだから二度と生殖能力が復活しない方が良いという見方も
あるかも知れませんが、将来的に今後一切精子を作る能力が必要になると
いうことはない、とは言い切れないのが人生の中で起きる数々の出来事で
再婚とか、どうしても子どもがもう一人欲しいとか、考え方が変わること
が絶対にないとは言い切れません。
現時点で一般的なパイプカット(精子を運ぶ管を縛る)手術もカットとは
言いますが実際には輸精管を切断するのではなく、精子が通れないように
管を縛るだけなので受精能力を復活させたい場合は再開させることも可能
なようになっています。(中には目論見通りに復活しない場合もあり)
以前にはパイプカットをした後で子どもが出来たと手術をした病院が訴訟
を起こされたこともありますが、手術の直後に残っていた精子で妊娠した
ということで病院側が和解に応じたような記憶があります。
妊娠したのが奥さんだったので家庭争議にならなかったのが、救いだった
とも言えるような気がします。
話が少しずれましたが、実現すれば浮気に精を出せると考える人も少なく
無いような気がしますので、希望者は多いかも知れません。








